映画好きなら「どの映画館の会員制度が一番お得か」は永遠のテーマですよね。
ポイント制度、無料鑑賞、会員割引、更新料…細かい違いを知っておくと、映画のコスパがガラッと変わります。
本記事では、主要なシネコン・映画館の会員制度を比較し、自分の映画鑑賞スタイルに合った選び方も紹介します。映画館をよく使うあなたの参考になれば嬉しいです。
🎯 比較対象と選び方のポイント
まず、比較する会員制度と、比較の際に重視するポイントを整理します。
比較対象(一部)
- TOHOシネマズ「シネマイレージ」
- 松竹マルチプレックスシアターズ「SMT Members」
- 109シネマズ「シネマポイント会員」
- ユナイテッド・シネマ「CLUB SPICE」
- シネマサンシャイン「シネマサンシャインリワード」
- ヒューマックスシネマ「ポイントカード」
- その他、映画館チェーンで共通ポイントとの連携なども含めた制度も見ます。
比較のポイント
- 入会金・年会費(更新料)の有無/金額
- ポイントを貯めるペース/付与率(鑑賞1回で何ポイントかなど)
- 無料鑑賞クーポンまでの目安(例:6ポイントで無料など)
- 会員割引デー・会員料金の割引率
- ポイントの有効期限や使える条件(特別興行対象外など)
- その他特典(先行予約、ドリンク・売店割引、マイルや共通ポイント連携など)
🔍 各会員制度の具体比較
以下、主な映画館の会員制度を比較します。
| 映画館名 | 入会金・年会費など | ポイント制度/無料鑑賞まで | 会員割引デー・会員料金 | その他特典・注意点 |
|---|---|---|---|---|
| TOHOシネマズ「シネマイレージ」 | 入会金・更新料あり。たとえばカード登録などで初年度無料の場合あり。 | 有料鑑賞1本でポイント。一定数で無料鑑賞。マイル制度もあり、映画上映時間1分ごとにマイル付与。 | 会員限定割引デー「シネマイレージデー(毎週火曜日)」など。ファーストデイ、ウェンズデイなどの割引日併用可能なものがある。 | 特別興行・3D・プレミアムシアターなどでは条件が異なること。ポイントの有効期限あり。共通ポイントとの連携あり。 |
| 松竹マルチプレックスシアターズ「SMT Members」 | 入会金・年会費ともに無料。 | 有料鑑賞1回につき10ポイント。60ポイントで無料鑑賞クーポンに交換可能。 | 割引デー・会員価格の設定があり。利用頻度によってはかなりコスパ良し。 | 特別興行など一部対象外あり。無料クーポン回数や座席数の制限など注意。 |
| 109シネマズ「シネマポイント会員」 | 入会金あり(1000円)、更新料無料。 | 6ポイントで1回無料鑑賞。ポイント付与は鑑賞ごと。 | 会員限定のサービスデー(毎週火曜日など)、エグゼクティブシートが会員価格になるなどの特典あり。 | 特別興行や3D作品、プレミアムシアターでは追加料金がかかることも多い。ポイント有効期限などもチェック。 |
| ユナイテッド・シネマ「CLUB SPICE」 | 入会金約600円、更新料同額(年1回)あり。 | 映画1本で1ポイント、累積ポイントで無料鑑賞クーポンなど。 | 会員料金適用日がある。先行予約特典なども。 | 入会費・更新費を考慮して、頻度少ないなら元が取りにくい可能性あり。特別興行対象外のものも。 |
| シネマサンシャイン「リワード」 | 年会費や更新料あり(500円程度)など。 | ポイント:6ポイントで1回無料。有料鑑賞または決済1回ごとにポイント付与。 | 会員サービスデイ(例えば毎週または特定曜日の割引価格)あり。特典としてオンライン先行購入など。 | 一部の作品で割引対象外。プレミアムシアターや3D等は差額あり。ポイントの期限や更新時期に注意。 |
| ヒューマックスシネマ | 入会金1000円、年会費・更新料無料。 | 1枚チケット購入につき1ポイント。6ポイントで1回無料鑑賞。 | 会員限定の平日割引料金などがある。メールマガジンでお得情報配信。 | ポイント有効期限6か月。特別上映や無料券利用時にはポイント付与対象外など。 |
🤔 どの制度がどんな人におすすめか
比較すると、「映画を月1〜2回以上観るか」「特定のシネコンしか近くにないか」「割引デーが生活と合うか」が選ぶ際の鍵になります。
| 映画スタイル | おすすめ制度 | 理由 |
|---|---|---|
| 月2〜3回以上観に行く/週末も使う | SMT Members/109シネマズ | ポイント無料鑑賞までのハードルが低い、更新料無料または安価、頻繁に割引デーがある。 |
| 映画館が近くに複数ある/シネコンを使い分ける | TOHOシネマズ | 共通ポイントとの連携、マイル制度、全国展開で使いやすい。 |
| 平日しか行けない/静かな環境重視 | ヒューマックスシネマ/シネマサンシャイン | 平日割引・サービスデイがメリット。頻繁に行けない人でも会員の恩恵を感じやすい。 |
| お金をかけたくない/あまり映画館に行かない | 無料または年会費なしの制度(SMT Membersなど)を選ぶ。入会金が低め/更新料なしを重視。 |
⚠️ 注意しておきたい制度の“落とし穴”
お得そうに見えても、以下の点をチェックしないと「思ったほど得じゃなかった…」となりやすいです。
- 有効期限の短さ/延長条件あり
- 無料鑑賞クーポンで使える座席数が限定されていること
- 特別興行、3D、プレミアムシアターでは追加料金がかかるケースが多い
- 入会金や更新料、手数料が結果的に割引幅を減らすことがある
- 会員割引デーが自分の予定と合うかどうか(曜日・時間帯・近隣の劇場か)確認すること
📊 コスパで見るとこうなる:元を取る目安
たとえば、以下のような計算をしてみると、自分にとってどの制度が「得か」が見えてきます。
- 「年に6回映画館に行く」人なら、6ポイント制で無料鑑賞クーポンがもらえる制度は非常に有利。
- 更新料がかかる制度では、その更新料を支払っても割引デーだけで元が取れるかどうかをシミュレーションする。
- 映画館までの交通費やドリンク・グッズの購入頻度も含めて考えると、無料鑑賞だけでなく付帯特典(売店割引・先行予約)も含めた総合コスパが重要。
✅ 結論:ポイントを貯めるならどこがいいか
たくさん映画を観るなら、「無料鑑賞クーポンの取得が早い制度 + 更新料・入会金ができるだけ安い制度」が王道です。
もし私が選ぶなら、松竹マルチプレックスシアターズの SMT Members をメインにし、「近くにTOHOシネマズや109シネマズがあればサブで会員になる」というハイブリッド戦略を取ります。そうすれば、選択肢も割引デーも多く、映画ライフがずっと楽しくなるからです。
📘 まとめ
- 映画館の会員制度は、頻度・生活圏・入会・更新料で“得かどうか”が大きく変わる
- 表で比較した制度を、自分が行ける映画館で、どれだけ使えるかを想像してみてください
- 無料鑑賞までの“道のり”が短い SMT Members や 109シネマズ はコスパが高く、頻度少なめでも恩恵あり
- 特典内容や条件を見落とすと“損してしまう”こともあるので、公式情報で最新の制度を確認してください
これで、あなたの映画館ポイント選びがもっと賢くなりますように 🎬
📌 出典・参考


