2017年12月20日
埼玉県内の路上で連続して起きた、バットで殴られる強盗事件で、男2人が強盗致傷の容疑で逮捕された。
埼玉県のさいたま市と志木市のおよそ10kmの範囲内で、何者かに路上で襲われバックなどを奪われる事件が相次ぎました。
昨日逮捕されたのは、桜井聖哉容疑者(22)と建設作業員 菅原佳祐容疑者(22)。
警察によると、12月6日、さいたま市の路上で帰宅途中の男性(61)をバットで殴り、大怪我をさせ金を奪おうとした疑いがもたれている。
二人は「お金が欲しかった」と容疑を認めている。二人は、同じ日に志木市の路上で、桜井俊克さん(63)がバットで殴られ死亡した事件についても関与認めているとのこと。
犯人 桜井聖哉と菅原佳祐のプロフィール
氏名 | 桜井聖哉(さくらいせいや) |
住所 | さいたま市桜区白鍬 |
年齢 | 22 |
職業 | 無職 |
氏名 | 菅原佳祐(すがわらけいすけ) |
住所 | さいたま市桜区上大久保 |
年齢 | 22 |
職業 | 建設作業員 |
住所から、近くに住んでいることが分かります。
ニュースによると、高校の同級生ということです。
お金が欲しかったって…
今は、強盗致傷の容疑で逮捕ということですが、被害者の桜井さんは亡くなってるわけで、強盗致死傷罪になるのでしょうか。
そこで、強盗致死傷罪の刑期はどれくらいか調べました。
強盗致死傷罪の刑期と死刑
強盗致死傷罪の場合は、より一層重い刑罰がかされています。刑法では、被害者が怪我を負った強盗致傷罪(強盗傷人罪)の場合には、無期または6年以上の懲役、被害者が死亡した強盗致死罪(強盗殺人罪)の場合には、死刑または無期懲役と定められています。
実際の判決では、5年を超え7年以下の刑期がおよそ27%、7年を超え10年以下の刑期がおよそ19%となっています。
また、平成25年に関しては、342件中、死刑判決が3件、無期懲役判決が17件あります。なお、強盗致死罪にも未遂罪が存在(厳密に言えば、強盗殺人未遂罪)し、およそ30%が5年以下の懲役となっています。
引用:弁護士ドットコム
裁判官はどのような判決を下すのでしょうか。二度とこんな事件が起こらないように願うばかりです。
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