「ブタの心臓」を心臓病の男性に移植!アメリカメリーランド大が発表

アメリカで、重い心臓病の男性に豚の心臓を移植したというニュースが話題となっています。

このことを伝えるニュースがこちら。

  このニュースに対する世間の反応も。

【ワシントン共同】米メリーランド大は10日、重い心臓病の57歳男性に、免疫拒絶が起きないよう遺伝子操作したブタの心臓を移植したと発表した。

世界で初めてとしている。

手術から3日後の今も患者の経過は順調で、注意深く推移を見守る。

米国でも移植のために提供される心臓は不足しており、執刀医は「問題解決に一歩近づいた」としている。

手術を受けたメリーランド州在住の男性は不整脈で1カ月半入院しており、生命維持装置を使っていた。

心臓移植を受けられず、人工心臓も装着できなかったため、今回の移植以外に助かる手段がない状態だった。

昨年末、食品医薬品局(FDA)が手術を認めた。

引用:https://news.yahoo.co.jp/pickup/6414827

  

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『米男性にブタの心臓移植 世界初 』のニュースに世間の声は

すごい!これがうまくいけば、たくさんの命が救われる。移植の待ち時間が短くなるのでしょう。移植に疲れる豚さんの命と今まで動物実験の犠牲になった動物たちに感謝です。

豚の寿命は15~20年
心臓の鼓動の回数で寿命が決まるって話もあるので鼓動の早いネズミは2年程で寿命を迎えるけど耐用年数はどれ位あるんだろうか??

医学の進歩はスゴい!
とうとう人間以外の動物から移植する時代になったのかと思うと、素晴らしい反面、恐ろしい時代になったと思ってしまうのは私だけでしょうか…

倫理的にどうなんだろう?と言う議論はあると思いますが、目の前で亡くなりそうになっている家族や大切な人が居たら何でも良いので助けて欲しいと思います。

これは成功してほしい。
ペースメーカーや透析やインシュリン注射が必要な人の希望になるニュースだ。

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続報 (2022/03/10)

残念ながら、患者さんは約2ヶ月後にお亡くなりになったようです。

そのことを報じるニュースがこちらです。

遺伝子操作した豚の心臓を移植するという世界初の手術を受けた患者が、3月8日に亡くなった。

手術を担当したメリーランド大学医学部が発表した。

患者で57歳のデヴィッド・ベネット氏は、1月7日に移植手術を受けた。

メリーランド大学によると、その後数週間は拒否反応は見られなかったものの、約2カ月後の8日に死亡した。

大学は死因を発表しておらず、数日前に体調が悪化したと説明している。

【安田聡子・ハフポスト日本版】

引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/258169b8e213732a14fc21e0f48a55a70fbeeb32

この記事の中にあった、患者の息子さんのコメントにもあったように、このことが医療技術の向上につながっていくことを切に願います。

ベネット氏の息子も「今回の出来事が、希望の終わりではなく始まりであってほしいと願っています。この手術で明らかになったことが、未来の患者にとって利益となり、毎年多くの人が亡くなっている臓器不足を解消してほしい」と声明で伝えた。

引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/258169b8e213732a14fc21e0f48a55a70fbeeb32

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